2010年6月の記事一覧

2010.06.02 Wed

ハリソンを連れて病院へ

Harrison

春先から食欲不足が続いていたハリソン。
はじめは肥満も解消されるというのもあって楽観視していたのですが、
あまりにも食べないので、だんだん心配に。

一昨日の体重測定でついに500グラムを切るという状態。
と同時に、歩き方が少しおかしいことに気付きました。
後ろ足を引きずっています。真っ先に頭にうかんだのはWHS。

WHSって知ってますか?
http://allabout.co.jp/pet/smallanimal/closeup/CU20001216/

震えてはいないですが、頭を細かく動かすことはよくあります。
これが震えか?いや、これは違うかな・・・

ということでさっそく今日、病院へ(昨日は休診日でした)。
ちなみに僕は中央動物医療センター(大阪市中央区)にお世話になっております。

診察して頂いたところ、何らかの神経系疾患も考えられるけれど、
あるいは骨折ではなさそうにしても軽い脱臼などもあり得るとのこと。
神経系だったとしても、WHSかどうか判断するのは早計だそうです。
実際、WHSと思われてそうではなかったケースもよくあるらしいです。

で、一番いいのは血液検査なのですが麻酔が必要で、体に負担もかかるため、
とりあえず2週間は薬で様子を見ることになりました。
もし神経系疾患ならカルシウム、ビタミンBの不足によることが多いらしいので、
それを補うことで何らかの改善があるはずとのこと。あとビタミンEも。

それで効果があればそれを続けるし、効果がなければあらためて血液検査。
なるべくなら麻酔は使いたくないという方針です。

ということで点眼薬みたいな容器の薬(というか栄養剤)を、1日2回×2適。
ちょっと面倒ですがハリソンにふれる機会が増えるのはいいことかも。

僕が指を骨折してからしばらく疎遠にしていたので、
もっとしっかり見てあげないと、と気持ちを新たにした次第です。

あと、そういえば久々の更新でした(汗)
いきなり心配をおかけしてしまう内容ですが、
今後とも温かく見守っていただければと思います^^;

2010.06.08 Tue

ハリソン食事メモ

このところのハリソンの食事について。

  • ドライフードはほとんど食べない。ふやかしてもそのままでも同じ。
  • コオロギ、ミルワームにはときどき興味を示す。が、うまく食べられないので口元へ持っていって食べさせてあげる感じ。
  • 1日に食べる量は、ピーク時の1/4くらい(多い日で)。
  • 薬(栄養剤)は、口元に適当に垂らすと舐め取ってくれるので案外ラク。そういう習性っぽい。
  • 水もうまく飲めないので、虫と同じく給水ボトルを口元に持っていく。結構飲んでくれる。
  • 水にもビタミン剤を少量添加している。これは市販のフェレット用のもの。

あと1週間様子をみて、再び病院です。
今のところ現状維持という感じですが、床を掘る動作をする頻度が増えたかも。
回復の兆しか!?だといいなあ。

2010.06.14 Mon

ベス、満1歳

ハリソンにかかりきりの今日この頃ですが、
昨日はベスの誕生日でした。

ベス、満1歳!

Beth on the floor

ベスはいたって健康で、ケージの隙間を塞いでから脱走はしなくなりましたが
毎日回し車を回しまくり、巣箱を蹴っ散らかしています(・∀・)

2010.06.16 Wed

ハリソン、レントゲンを撮る

ハリソンを連れて病院へ。
栄養剤で2週間様子を見てきましたが、その後も体重は減り続けて現在410グラム。
今日はレントゲンを撮りました。

それによると、どうやら後足の骨折や脱臼ではないようです。
一方、おなかに腫瘍のようなものが映っているとのこと。
これに圧迫されているためか、腸の位置が普通よりもやや上になっているそうです。
素人目で見てもよく分かりませんが・・・

で、これをはっきりさせるために明日も検査してもらうことになりました。
流れとしては、

1)麻酔(ガス麻酔)
2)血液検査
3)2の結果次第でCT
4)3の結果次第で手術

腫瘍の他に、背骨の形からヘルニアの疑いもあるので、これもCTで分かるそうです。
どうなるかなあ・・・

Harrison in sick

少しでも何か食べてもらおうと、給餌用の注射器をいただいてきました。
ちょっとだけですがモグモグしてくれたので嬉しいです。
※実際は両手で食べさせています。

ではでは。
また明日進展がありましたらご報告いたします。

2010.06.18 Fri

ハリソン、亡くなりました

昨日(6月17日)17時頃、ハリソンが亡くなりました。

Harrison_bestshot

ハリソンがうちに来たのは2008年10月。
僕にとって2008年は、親の病気や独立その他いろいろなことがあって、とてもつらい年でした。
そんな時期を支えてくれたのが、ハリソンでした。

ハリソンは臆病で、少しどんくさいところがあって、ベスに比べるとおとなしい性格でした。
体が大きくなってからは走り回ることもなくなり、大人になるとそういうものなのだと思っていましたが、もしかするとその頃から体に異変があったのかもしれません。

昨日午前、ハリソンを検査のため病院に預けました。
麻酔をして、血液検査とCT撮影。

体が弱くなっているハリソンにとって、麻酔がリスクになることはよく説明を受けていましたが、
このまま何もしなければいずれ体力が尽きてしまう、とも聞かされていました。

麻酔からは14時半頃には覚めていたようです。
直後は穏やかにしていたそうですが、その後急変。先生の処置で一度は持ち直しましたが、僕が病院に着く直前、17時頃に動かなくなってしまいました。

CTの結果に触れておきます。
あまり先生の言葉が耳に入らず、辻褄をあわせるため僕による解釈も混在していますがご了承ください。先生自身はとても慎重に話されていました。

まず腸に腫瘍があり、かなり悪くなっていました。
食欲不振はこれが原因だったのではないかと思っています。
とすれば、今年3月頃から。

また、下顎、脳にも腫瘍が見つかりました。
後ろ足が不自由になっていたこと、最後の2週間は噛むのもおぼつかなくなっていたことはこれで説明が付くのかもしれません。転移かどうかは解剖しないと分かりませんが、リンパ腫がまず腸にでき、これが原発で下顎、脳に転移したと考えられるそうです。

さらに、体重の急激な減少により肝臓にも負担がかかっていました。
これは副次的なものですが、ともかくハリソンの体はもうボロボロだったのです。

後悔の言葉が頭を埋め尽くしているのですが、ここには書かない事にします。

ハリソンには、他に4頭の兄弟姉妹がいます。
先日その1頭が病気をしたのを聞きました。
早くよくなって、ハリソンの分まで長生きしてもらいたいと思います。
一度、会ってみたいという気もします。

上に貼った写真は、僕が一番気に入っているハリソンの写真です。
靱公園へ連れて行ったときに撮ったもので、当時は元気でしたが、それでも安心して放せるくらい歩くのが遅かったのを覚えています。ごはんを食べるときだけ機敏な子でした。

最後になりましたが、今まで多くの人からご心配をいただき、本当にありがとうございました。
また、Twitterでもたくさんのメッセージをいただきました。ひとつひとつに返信する事は出来ませんが、ハリソンがこんなにも愛されていたことをうれしく思います。

ベスはまだまだ元気なので、ハリログはこれからも続けていくつもりです。
いままで少し影の薄かったベスですが、これからはハリログの主役です。
今後とも、宜しくお願いいたします。